11202 台北市北投區湖底路89号
TRL: 02-2862-2404 ‎

展覧開放時間:
火曜日~日曜日
10:00-11:00、16:00-17:00


レストラン営業時間:
昼ご飯     11:00-15:00
ティーブレイク     14:30-17:00
ラストオーダー     16:30

入場無料
回溯草山

 

草山大事紀

 

「草山」は山だけではなく、台湾北部の大屯山、七星山、紗帽山による構成される山間地帯を総称したものである。草山行館は元々台湾が日本統治時代の製糖会社が所有した招待所で、歴史のある建物あです。民国38年に国民政府が台湾に移転し、草山行館は当時蒋介石元総統の官邸になり、随行員も周りの建物で共に住んでいた。民国39年に士林官邸を建てられ、蒋介石総統と蒋介石夫人宋美齢さんと共に士林官邸に移住した。その後、草山行館は夏の別荘または招待所として保存されてきた。


民国91年10月21日、台北市古跡審査委員会に古跡認定され、「草山行館」と名付けられた。更に、台北市政府文化局が草山行館を文芸サロンに変身し、草山文芸活動の主な拠点になった。草山行館は4275平方メートル地を占め、建築面積は584平方メートルである。主行館は1920年代に木材と石材を組み合わせた典型的な日本式建築と石造建築であり、豊かな時代的特色を示していた。主行館内部はロビー、会見室、書房、寝室、主寝室、居間、客室、台所、内庭、ベランダなどから組み立てた空間計画である。門前にある百年も生きる相思樹と楓樹は柔らかに歳月を語るように見える。周りの環境は清幽快適で、重要な戦略の拠点にあり、基隆河と淡水河の合流点が美しく目の前に広がり。関渡平原、社子島、観音山など、珍しい風景を人々の目に映している。


民国97年4月7日未明、草山行館が火災で大抵全焼した。台北市政府文化局が草山行館の建築物本体の空間、雰囲気と歴史イメージを再現するために昔の工法を真似て行館を修繕しており、更に、空間機能の再定位により、陽明山の歴史文化の資源と自然と娯楽産業を結ぶ、活動場所として再活用する。草山行館は新しい命が注がれる空間になり、人間に近距離で文芸と対話できる場所を目指し、自然生態、人文歴史と芸術を融け込む美学領域になれるように努力していく。

 

 
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